猫のインフルエンザ症状とは…

「風邪っぽい？」その違和感はインフルエンザのサインかもしれません

猫も人と同じようにインフルエンザウイルスに感染することがあります。ただし、症状が分かりにくく、気づいたときには体調が大きく乱れていることも。ここでは、猫のインフルエンザで見られやすい症状・原因・ケア方法を、専門家の視点からやさしくまとめました。

1. 猫のインフルエンザに見られる主な症状

① くしゃみ・鼻水

最も多いのがくしゃみや透明〜白濁した鼻水。呼吸がしにくいような仕草が増えることもあります。

② 発熱・元気消失

インフルエンザに感染すると、猫も発熱し、動きが鈍くなる・寝てばかりいるなどの変化が見られます。

③ 食欲不振

いつもより食べない、においを嗅ぐだけで食べないなど、 食欲の低下は重要なサインです。

④ 咳・呼吸の変化

稀ですが、咳や浅い呼吸が見られることも。呼吸器に負担がかかっている可能性があります。

2. 猫のインフルエンザはどこからうつる？

① 他の猫から感染

インフルエンザは猫同士の飛沫感染で広がります。多頭飼い・外出する猫はリスクが上がります。

② 人から猫への感染は？

非常にまれですが、 人のインフルエンザが猫にうつった例も報告されています。飼い主が体調不良のときはスキンシップを控えめにしましょう。

3. すぐ受診した方がよいサイン

① 見逃さないでほしいSOS

呼吸が浅い・苦しそうに見える
丸くうずくまり、動きたがらない
24時間以上続く食欲不振
鼻水や目ヤニが悪化し続ける
ぐったりして反応が鈍い

猫はギリギリまで我慢してしまう動物です。「なんか変だな」と感じたら、早めの受診が安心です。

4. 家でできるやさしい看病方法

① 清潔であたたかい休息スペースをつくる

インフルエンザの回復には、 安心できる寝床と静かな環境が欠かせません。

ふんわり包み込むマシュマロクッションベッドは、体力が落ちている子でも負担少なく休めるため、風邪や体調不良時の回復ケアにぴったりです。

② 水分補給をサポート

ぬるま湯を試す
ウェットフードを活用する
スープ状のおやつで水分追加

③ 部屋の湿度を保つ

喉や鼻の粘膜を守るため、湿度40〜60％を心がけましょう。

まとめ：小さな体調変化を見逃さず、早めの対応を

猫のインフルエンザは、初期サインが分かりにくく進行しやすい病気です。日ごろから元気・食欲・行動の変化を観察し、早い段階で気づいてあげることが大切です。

そして、体調が優れない日はゆっくり休める寝床が何よりのケア。やわらかく包み込むマシュマロクッションベッドで、猫ちゃんが安心して体力を回復できる環境を整えてあげてくださいね。