猫が元気ないと感じたら

① いつもと違う「動き方」

• お気に入りの場所に行きたがらない
• 高いところにあまり登らない
• 歩き方がゆっくり・ぎこちない

行動量の変化は、痛み・だるさ・関節の不快感などのサインかもしれません。

② 表情・しぐさの変化

• 目がとろんとしている・目力が弱い
• 毛づくろいの回数が減った／逆に同じ場所ばかり舐める
• じっと一点を見つめて動かないことが増えた

③ 食事・トイレまわりの変化

• ご飯の食べる量が明らかに減っている
• 水を飲む量が増えた・減った
• うんちの回数や形がいつもと違う

食欲や排泄の変化は、内臓や全身状態のサインであることが多く、 早めのチェックが安心につながります。

① 体調不良（感染症・内臓のトラブルなど）

発熱・脱水・胃腸の不調・腎臓疾患など、 体の中の変化が「元気がない」という形で表れることがあります。 特にシニア期の猫は注意が必要です。

② 痛み・ケガ・関節の不調

高いところに登らなくなる、ジャンプを嫌がる、撫でると嫌がる場所がある場合は、 関節・筋肉・骨の痛みが隠れていることもあります。

③ 環境や生活リズムの変化

引っ越し・模様替え・新しい家族やペットの加入など、 猫にとって環境の変化は大きなストレスになります。 一時的に元気が落ち込んで見えることもあります。

④ 心のストレス・不安

大きな音、来客、留守がちな生活、かまいすぎ・かまわれなさすぎなど、 心のバランスが崩れると「遊ばない」「隠れてしまう」といった変化につながることがあります。

① 1日の様子を静かに観察してみる

• いつ・どれくらい寝ているか
• ご飯とお水の減り方
• トイレ（回数・量・形・におい）の変化

メモをとっておくと、動物病院での相談時にも役立ちます。

② 触ってみて気になるところがないか

• 触ると嫌がる部分がないか
• しこり・腫れ・熱を持っている場所がないか
• 呼吸の速さ・お腹の動きが苦しそうでないか

③ いつもと違う「隠れ方」をしていないか

いつも以上に暗いところから出てこない、家族との接触を避け続けるなどは、 体の辛さや心のストレスのサインかもしれません。

① 無理に遊ばせず、静かに休める環境に

元気のないときは、無理に遊びに誘うよりも、 静かで落ち着ける時間を優先してあげることが大切です。 大きな音や来客が多い日は、少し静かな部屋で過ごさせてあげるのも一つの方法です。

② 体に負担をかけない「やわらかな寝床」を

体調が揺らいでいるときほど、寝心地の良さは猫の回復を支える大切な要素になります。 ふんわりと体を包み込み、安心して身を預けられるクッションは、 疲れやこわばりをやわらげる「休息のベース」になります。

イチリンペットのマシュマロクッションベッドは、 ほどよい沈み込みで体圧を分散し、リラックスした姿勢で休みやすい設計。 元気がない日の「いつもの場所」として用意しておくと、猫ちゃんにとって心強い居場所になります。

① すぐに動物病院へ相談したいサイン

• 丸1日以上ほとんど食べない・水も飲まない
• 嘔吐や下痢が続く、血が混じる
• 呼吸が苦しそう・口を開けて呼吸している
• 動きたがらない、触ると痛がる
• ぐったりして反応が鈍い

猫は症状が出るころには、すでに状態が進んでいることも少なくありません。 「少し心配だな…」と感じた時点で、早めに相談しておくと安心です。