犬の年齢は人間で何歳？

① 最初の1〜2年でぐっと大人に近づきます

犬は、1歳までの成長スピードがとても速い動物です。 犬種やサイズによって差はありますが、一般的なイメージでは…

• 生後1年…人間でいうおよそ15歳前後
• 2歳…人間でいう20代前半くらい
• 3歳…人間でいう20代後半〜30歳前後

つまり子犬期からあっという間に“若い大人”になるイメージです。 「まだ若いから大丈夫」と思っていても、生活習慣の積み重ねが健康に大きく影響します。

② その後は1年＝人間の4〜5年分と考える

2歳を過ぎたあとは、1年ごとに人間の4〜5歳ぶん年を重ねるイメージを持つとよいでしょう。 たとえば…

• 5歳…人間でいう40歳前後
• 7〜8歳…人間でいう中年〜50代くらい
• 10歳…人間でいう60代後半〜70歳前後

もちろん個体差はありますが、「見た目は若く見えても、体の中ではしっかり年齢を重ねている」と考えてあげることが大切です。

① 小型犬はゆっくり、大型犬は早めにシニアへ

一般的に…

• 小型犬：寿命は長め。7〜8歳頃からシニアの入り口
• 中型犬：小型犬と大型犬の中間イメージ
• 大型犬：成長も早く、5〜6歳頃からシニア期の意識が必要

同じ「7歳」でも、小型犬と大型犬では人間換算年齢が大きく違うことがあります。 体格にあわせた健康管理を意識してあげましょう。

② 見た目が若くても、“内側の年齢”を意識して

被毛がつやつやで元気に走り回っていると、「まだまだ若い」と感じやすいですが、 関節、心臓、腎臓などの内臓は、人間の中高年〜シニアに近い状態まで進んでいることも。 定期的な健康診断や、生活環境の見直しが大切になります。

① 子犬〜ヤング期（〜人間で20〜30代くらい）

• 体づくりのためにバランスのよいごはんを
• 無理のない範囲で運動とあそびをしっかり
• しつけ・社会化トレーニングはこの時期に

この頃に整えた生活習慣が、のちのシニア期の健康にも影響してきます。

② 成犬期（人間で30〜50代くらい）

• 体重管理（太らせすぎない・痩せすぎない）
• 定期的な健康診断（少なくとも年1回は目安）
• 関節や心臓への負担を意識した運動量に調整

「まだ元気だから」とがんばりすぎると、関節・内臓への負担があとから出てくることもあります。

③ シニア期（人間で60代以降〜）

• 段差・フローリングなどの転倒リスクに配慮
• ふんわりしつつ、立ち上がりやすいベッド選び
• 散歩は距離よりもペースと安全を重視

高い場所へのジャンプや、長時間の運動は少しずつ負担になってきます。 「若い頃と同じ」を目指すのではなく、その子の“今の年齢”に合った暮らしへシフトしていきましょう。

① 年齢を重ねるほど“眠りの質”が大事に

犬はもともと眠る時間が長い動物ですが、シニア期に入るとさらに休息時間が増えます。 そのぶん、どんなベッドでどんな姿勢で寝ているかが、関節や血行、体のこわばりに大きく影響してきます。

② ふんわり包みつつ、体を支えてくれるベッドを

若い頃は平らなマットでも平気だった子が、 年齢を重ねると硬さや段差に敏感になることがあります。 そんなときにおすすめなのが、やさしく包み込みながら体を支えるクッションタイプのベッドです。

イチリンペットのマシュマロクッションベッドは、 ふんわりとした感触で体圧を分散し、関節への負担をやわらげる寝心地が魅力。 年齢を重ねた子の「ゆっくり休みたい」という気持ちにも寄り添いながら、 若い子にとっても“安心して眠れるお気に入りの場所”になってくれます。