犬にりんごをあげても大丈夫?

結論:適量ならOK。ただし「種・芯・茎」はNGです
りんごは適量なら犬にも与えられる果物。 ただし種・芯・茎は取り除き、食べやすい薄切りにして与えましょう。 与え方と量を守れば、季節のおやつとして安全に楽しめます。
1. 安全に楽しむための基本
① OKとNGをはっきり分ける
- OK:皮をよく洗って薄切り(皮は消化に不安ならむいても可)
- NG:種・芯・茎(窒息や中毒リスク)
- NG:りんご味の加工食品(砂糖・キシリトール等の添加物)
② 与えるメリットと注意点
りんごは水分・食物繊維が補え、カロリーは100gあたり約52kcalの比較的低カロリー。 ただし果糖を含むため、与えすぎは下痢・体重増加の原因に。 初めてなら少量から様子を見ましょう。
2. 量の目安(おやつは“総カロリーの10%以内”)
おやつ全体で「1日の必要カロリーの10%以内」を目安に。りんごはその一部として。
① ざっくりガイド(皮・芯を除き薄切りで)
- 超小型(〜4kg):薄切り1〜2枚(5〜10g)
- 小型(4〜8kg):薄切り2〜3枚(10〜20g)
- 中型(8〜15kg):薄切り3〜5枚(20〜40g)
- 大型(15kg〜):薄切り4〜6枚(30〜60g)
※体質や活動量で調整。下痢・嘔吐・軟便が出たら中止して獣医に相談。
3. 与え方・アレンジ
① 基本の準備
- よく洗う → 種・芯・茎を除去 → 薄切りに
- 小型犬は1cm角以下の一口サイズに
- 初回はひとかけから様子見
② ひと工夫レシピ
- 冷凍りんごチップ:薄切りを短時間冷凍(夏の水分補給に)
- ヨーグルト和え:無糖プレーン少量+細かく刻んだりんご
- 知育トリーツ:知育トイ・マットに小さく刻んで隠す
※乳製品が合わない子にはヨーグルトは使用しないでください。
4. 与えないほうが良いケース/注意が必要な子
① 病歴・体質による注意
- 糖尿病・肥満:果糖により血糖・体重へ影響。獣医に確認を
- 慢性胃腸トラブル:繊維で下痢を招くことあり。ごく少量で試す
- 食物アレルギー歴:新規食材は必ず少量から
② 誤飲・誤嚥対策
- 必ず薄切り・小さくカット(丸飲み防止)
- 皮が硬い部分はむいて与える
- 食べている間は目を離さない
5. おやつ後は“落ち着ける寝床”で休息を
咀嚼や知育遊びの後は、副交感神経が高まり眠気が出やすい時間。 やわらかく包み込む寝床があると、満足感が安定した休息につながります。 イチリンペットのマシュマロクッションベッドは、通気性と洗いやすさにも配慮。 おやつタイム〜休息のリズム作りに最適です。
よくあるQ&A
Q1. 皮はむくべき?
洗って薄切りにすればOK。ただし消化に不安がある・軟便が出る子はむいて。
Q2. 市販のりんご味おやつは?
砂糖・人工甘味料(キシリトールは厳禁)・添加物に注意。成分を必ず確認しましょう。
Q3. りんごジュースは?
糖分過多になりやすく、繊維も取れません。基本は果肉の少量が安心です。
まとめ:小さく切って、少量を、ゆっくり楽しむ
りんごは種・芯・茎を除いて薄切り、少量から。 おやつは「1日のカロリーの10%以内」を守れば、安心して季節の味を楽しめます。
食後は、包まれる寝心地のマシュマロクッションベッドで、 ほっと一息。小さな幸せの積み重ねが、毎日の健康を支えます。









