猫の寒さ対策、NG例

寒さ対策は大切。でも「良かれと思って」が、猫には負担になることもあります
冬になると「うちの子、寒くないかな」と心配になりますよね。 ただ猫は、暑さ寒さに敏感なうえ、言葉で不快感を伝えられません。 そのため、寒さ対策のつもりが乾燥・脱水・低温やけどなどにつながることがあります。 この記事では、専門家の視点で猫の寒さ対策でやりがちなNG例と、 安全にあたためるコツをやさしく解説します。
1. 猫の寒さ対策、危ないNG例(まず避けたいこと)
① 暖房の「直風」が当たる場所に寝床を置く
エアコンやファンヒーターの風が直接当たると、 皮膚や目、鼻の乾燥につながり、眠りも浅くなります。 風が当たらない場所へ寝床を移動するだけで、過ごしやすさが変わります。
- 暖房の正面は避ける
- 風向きを変える/ルーバー調整をする
- 壁際など“落ち着く場所”に寝床を置く
② 電気毛布・ホットカーペットを高温のまま長時間
猫は気持ちよくて同じ場所に居続けることがあり、 低温でも長時間触れると低温やけどのリスクがあります。 とくにシニア猫や体の小さい子は注意が必要です。
- 温度は“弱〜中”を基本に
- 直接肌に触れないよう、薄い毛布を1枚挟む
- タイマーや自動OFFを活用する
③ こたつに入りっぱなし(脱水・熱こもり)
こたつは猫にとって魅力的ですが、長時間こもると 熱がこもって脱水したり、体温が上がりすぎることがあります。 水が飲みにくい環境になっていないかもチェックしましょう。
④ 暖房で部屋が乾燥しすぎる
乾燥は、皮膚のかゆみ、フケ、鼻の不快感につながります。 さらに水分不足が重なると、元気が落ちることもあります。
- 湿度は40〜60%を目安に
- 水皿を増やす・置き場所を分散する
- 加湿器や濡れタオルで調整
⑤ コード・コンセントがかじれる状態
暖房器具や電気マットのコードは、かじると感電・火傷の危険があります。 子猫や好奇心旺盛な猫は特に注意が必要です。
- コードカバーで保護する
- 家具の裏へ通して隠す
- 留守番中は安全最優先
⑥ 燃焼系暖房の換気不足(COリスク)
石油ストーブなど燃焼系の暖房は、換気不足で一酸化炭素中毒のリスクがあります。 人も猫も危険なので、使用環境と換気は必ず徹底してください。
- 定期的に換気をする
- 密閉空間での長時間使用を避ける
- ぐったり・呼吸の変化があればすぐ対応
⑦ 香りの強い芳香剤・柔軟剤で“冬のにおい対策”
猫は嗅覚がとても敏感です。 香りが強い製品はストレスや食欲低下につながることがあります。 冬の室内は閉め切りがちなので、香りの刺激が強くなりやすい点にも注意しましょう。
⑧ 窓際に寝床を固定する(夜の冷え込み)
日中の窓辺は暖かいのに、夜は一気に冷えることがあります。 「昼はそこで寝るけど、夜は震える」場合は、 夜だけ寝床の位置を変える工夫が安心です。
2. 猫にやさしい寒さ対策のコツ(安全に整える)
① “猫が自分で移動できる”温度の作り方
ずっと同じ場所が暖かいと、暑くなっても逃げられません。 暖かい場所と少し涼しい場所を作って、猫が選べるようにしましょう。
- 部屋全体を均一にあたためすぎない
- 暖かい寝床+涼しい逃げ場を用意
- 直風は避ける
② 室温の目安を持つ
猫の体格や年齢で差はありますが、冬は20〜23℃を目安に調整すると安心です。 シニア猫や寒がりの子は少し高め、暑がりの子は低めで様子を見ましょう。
③ 寝床であたためる(熱源に頼りすぎない)
暖房の温度を上げすぎるより、寝床の工夫で冷えを減らす方が安全なこともあります。 ふんわり包まれる寝床は、体温を守りながらリラックスしやすくなります。
イチリンペットのマシュマロクッションベッドは、 やさしく包み込む寝心地で、冷えやすい季節の“安心基地”づくりにぴったり。 暖房に頼りすぎず、快適さを整えたいご家庭におすすめです。
3. 寒い・暑いのサイン(調整のヒント)
寒いサイン
- 体を丸めて動かない
- 耳や肉球が冷たい
- 震える・元気が落ちる
- いつもより布団にもぐる
暑いサイン
- 床に伸びて寝る
- 涼しい場所へ移動する
- 落ち着かず寝つけない
- 水をよく飲む
サインが見えたら、暖房設定だけでなく、寝床の位置や素材も一緒に調整してあげましょう。
まとめ:寒さ対策は“あたためる”より「安全に整える」がいちばん
猫の寒さ対策は大切ですが、直風・高温つけっぱなし・こたつ入りっぱなし・乾燥・配線・換気不足など、 ちょっとした油断が負担につながることもあります。 猫が選べる温度と、安心して眠れる寝床を整えて、冬をやさしく乗り切りましょう。
包まれる安心感のあるマシュマロクッションベッドは、 寒い季節の“安心基地”づくりにぴったり。 今日もあたたかく、穏やかな眠りを守ってあげてくださいね。









