老犬の震えは病気のサイン?

「震えている=寒い」だけとは限りません。まずは落ち着いて“理由”を見てみましょう
老犬がブルブルと震えている姿を見ると、胸がぎゅっとなりますよね。 「寒いのかな?」「痛いのかな?」「病気だったらどうしよう…」と不安になるのは当然です。 老犬の震えは、寒さ・痛み・不安・体調の変化など、いくつかの原因で起こります。 ここでは、専門家の視点で考えられる原因とおうちでできる対処、そして受診の目安をやさしく解説します。
1. まず確認したい「震え方」と状況
① いつ・どんなときに震える?
- 朝方や夜など、冷えやすい時間帯に震える
- 散歩後やお風呂後、体が冷えたあとに震える
- 抱っこや雷、来客など緊張する場面で震える
- 歩きたがらない、元気がない、食欲が落ちている
震えは「体のサイン」。 まずは震える前後の状況を、できる範囲でメモしておくと、原因の特定に役立ちます。
② 震え以外の症状も一緒に見る
老犬は体調の変化が表情に出にくいこともあります。 震えに加えて、次のような変化があれば注意しましょう。
- 呼吸が荒い・浅い
- 嘔吐や下痢、食欲不振
- 歩き方がぎこちない・足をかばう
- 触ると嫌がる・鳴く
- 意識がぼんやりしている
2. 老犬が震える主な原因
① 寒さ・冷え(老犬は体温調節が苦手になります)
年齢を重ねると筋肉量が減り、体温を保つ力が弱くなります。 部屋の温度は問題なくても、床冷え・隙間風・寝床の冷たさで震えることがあります。
- 触ると耳先や足先が冷たい
- 丸くなって動かない
- 寝床から出たがらない
② 痛み(関節・背中・歯・お腹など)
老犬の震えで多いのが、痛みが関係するケースです。 特に、関節炎や椎間板の違和感、歯周病、内臓の痛みなどが隠れていることもあります。
- 立ち上がるのに時間がかかる
- 段差を嫌がる・散歩を嫌がる
- 触られるのを嫌がる
- 寝返りが少ない・寝姿勢が不自然
③ 不安・緊張(シニアは刺激に敏感になります)
シニア期は、視力や聴力が衰え、ちょっとした刺激でも不安を感じやすくなります。 雷、花火、来客、環境の変化、そして“ひとり時間”でも震える子がいます。
④ 低血糖・脱水・体調不良
食欲不振が続くと、低血糖で震えることがあります。 また、冬でも脱水は起きます。 震えと一緒にぐったりしている場合は、早めの対応が必要です。
⑤ 神経系・心臓などの病気(見逃さないために)
震えが止まらない・繰り返す・片側だけなどの場合、神経系の病気が関わることがあります。 また、心臓が弱っていると、体の震えや呼吸の変化として出ることも。 「いつもと違う」と感じたら、迷わず受診しましょう。
3. おうちでできる“やさしい対処”
① まずは体を温める(急に熱くしすぎない)
- 室温を20〜23℃程度に整える
- 床冷え対策にラグやマットを敷く
- 背中やお腹を、毛布でやさしく包む
- 冷たい風が当たらない場所に移動
震えが寒さ由来なら、環境を整えるだけで落ち着くことがあります。 ただし、呼吸が苦しそう・ぐったりする場合は温める前に受診を優先してください。
② 抱っこはOK。でも「興奮させない」がポイント
不安で震えている場合は、飼い主さんのぬくもりが助けになります。 ただし、大きな声で慌てたり、急に撫で回したりすると逆に緊張が高まることも。 落ち着いた声で、ゆっくり寄り添ってあげましょう。
③ 休ませる「安心基地」を作る
老犬は、震えの原因が一つではなく、 寒さ・痛み・不安が重なっていることもあります。 だからこそ、体をやさしく支えて、安心して眠れる場所がとても大切です。
老犬・老猫向けのCare Luxe(シニア用マシュマロクッション)は、 包み込まれるような寝心地で体をやさしく受け止め、 関節や筋肉に負担がかかりやすいシニア期の休息をサポートします。 “安心して体を預けられる場所”があるだけで、震えが落ち着く子も少なくありません。
4. 受診したほうがいい震えのサイン
「様子見でいいか迷う」ときほど、早めの相談が安心です
- 震えが長く続く(10分以上)/何度も繰り返す
- 震えに加えて元気がない・食べない・吐く・下痢がある
- 呼吸が苦しそう、舌や歯ぐきが白っぽい
- 触ると痛がる、歩けない、足を引きずる
- 意識がぼんやりする/けいれんのように見える
老犬は体力の回復に時間がかかるため、早期対応がとても大切です。 「大げさかな」と思うくらいで、ちょうどいいこともあります。
まとめ:老犬の震えは“体からのメッセージ”。安心できる環境で見守りましょう
老犬の震えは、寒さだけでなく、痛みや不安、体調の変化が関わることがあります。 まずは落ち着いて状況を確認し、必要なら早めに動物病院へ。 そして日常では、体が冷えにくく、安心して休める環境を整えてあげることが、いちばんの思いやりです。
シニア期は「休む力」が健康を支えます。 Care Luxe(シニア用マシュマロクッション)のように、 体をやさしく包み込む寝床を“安心基地”にして、 震えやすい季節も、穏やかな毎日を守っていきましょう。









