犬の鼻水と体調サインの見分け方

鼻水は「よくあること」でも、体調の変化を知らせるサインになることがあります
犬の鼻は、少し湿っているのが自然な状態です。 そのため鼻水が出ても「すぐ病気」とは限りませんが、 色・量・匂い・片側だけかどうかなどによっては、体の不調が隠れていることもあります。 この記事では、専門家の視点で鼻水から読み取れる体調サインと、おうちでできる見分け方、受診の目安をやさしく解説します。
1. まず知っておきたい「正常な鼻」の状態
① うっすら湿っているのは正常
犬の鼻は、体温調節や匂いを感じるために、 多少湿っていることが多いです。 少しの透明な鼻水がつく程度なら、心配がないケースもあります。
② こんなときは“生理的な鼻水”のことも
- 寒い場所に出たとき
- 興奮したとき、嬉しいとき
- 運動後や散歩後
- ほこりっぽい場所にいたあと
数分〜数時間で落ち着く鼻水なら、まずは様子を見てもよいことが多いです。
2. 鼻水でわかる体調サインの見分け方
① 透明な鼻水:軽い刺激・アレルギーの可能性
サラサラした透明の鼻水は、 ほこりや花粉、乾燥などの刺激で出ることがあります。 ただし、くしゃみや目のかゆみが続く場合はアレルギーも疑います。
- 数日続くなら室内環境を見直す
- 加湿・掃除・空気清浄などで改善することも
② 白っぽい鼻水:炎症が始まっているサイン
白っぽく濁っている鼻水は、 鼻の中に炎症が起きている可能性があります。 風邪のひきはじめや軽い感染症で見られることもあります。
③ 黄色〜緑の鼻水:感染症の可能性が高め
黄色や緑の鼻水は、細菌感染や膿が混ざっているサインのことがあります。 元気があっても、長引く場合は早めの受診がおすすめです。
- くしゃみ・咳・発熱がある
- 食欲が落ちている
- 鼻水が粘っこい
④ 赤い鼻水(血が混じる):早めに病院へ
血が混じる鼻水は、 鼻の粘膜が傷ついた場合だけでなく、腫瘍や異物などが関係することもあります。 量が少なくても、繰り返す場合は受診をおすすめします。
⑤ 片側だけの鼻水:異物・歯・腫瘍なども
鼻水が片側だけ続く場合は、 鼻の中の異物、歯の根の炎症、腫瘍などを疑うことがあります。 「片側だけ」は重要なサインなので、長引くなら早めに相談しましょう。
3. 鼻水と一緒に見たい“全身のサイン”
このチェックができると安心です
- 食欲はある?水は飲めている?
- 元気はいつも通り?寝てばかりではない?
- 咳・くしゃみ・呼吸の荒さはある?
- 目ヤニ・涙・赤みは増えていない?
- 体が熱い・震える・ぐったりする様子はない?
鼻水だけでなく、こうした変化がある場合は、 “風邪かな”で終わらないこともあるため注意しましょう。
4. おうちでできるやさしいケア
① 鼻の周りは濡らしてやさしく拭く
乾いたティッシュで強く拭くと、鼻周りの皮膚が荒れやすくなります。 ぬるま湯で湿らせたコットンや柔らかい布で、そっと拭いてあげましょう。
② 室内の乾燥対策をする
- 湿度は40〜60%を目安に
- 暖房の風が直接当たらないようにする
- ほこりがたまりやすい場所はこまめに掃除
③ 休める環境を整える(回復を助けます)
体調が揺らぐときほど、体を温めてしっかり休むことが大切です。 ふんわり包み込まれるような寝床は、犬の緊張をやわらげ、回復を支えてくれます。
イチリンペットのマシュマロクッションベッドは、 体をやさしく受け止め、落ち着いて眠れる環境づくりにぴったり。 「今日はちょっと元気がないかも」という日こそ、安心して休める場所を整えてあげましょう。
5. 受診の目安(迷ったら早めが安心)
こんなときは動物病院へ相談を
- 黄色・緑の鼻水が出る
- 鼻水が3日以上続く/悪化している
- 咳・くしゃみ・発熱・食欲不振がある
- 片側だけの鼻水が続く
- 血が混じる/強いニオイがする
- 呼吸が苦しそう、ぐったりしている
犬は我慢強く、体調不良を隠すことがあります。 「いつもと違う」が続くときは、早めに診てもらうことで安心につながります。
まとめ:鼻水は“体からのメッセージ”。色・続き方・元気を一緒に見ましょう
犬の鼻水は、刺激や乾燥で起きることもあれば、 感染症や異物など、治療が必要なサインのこともあります。 色・片側かどうか・続く期間、そして食欲や元気をセットで見守ってあげましょう。
体調が揺らぐときは、しっかり休める環境が回復を助けます。 マシュマロクッションベッドのように、安心して眠れる寝床で、 愛犬の体と心をやさしく支えてあげてくださいね。









