犬の睡眠時間は何時間？

① 年齢別・睡眠時間の目安

あくまで目安ですが、1日の睡眠時間は次のように考えるとイメージしやすくなります。

• 子犬：18〜20時間前後
• 成犬：12〜15時間前後
• シニア犬：16〜18時間前後（横になっている時間が増えます）

起きている時間の中でも、のんびり横たわってうとうとしている時間が多いのが犬らしい睡眠です。 「ずっと寝ているように見える」のは、浅い眠りと深い眠りをくり返しているからでもあります。

② 個体差もとても大きい

犬種・体格・性格・運動量によって、必要な睡眠時間は変わります。 大切なのは「うちの子のいつものリズム」を知っておくことです。

① 心配しなくていい“よく眠る”パターン

• ご飯の時間になるとしっかり起きて食べる
• 散歩や遊びの誘いには喜んで反応する
• 表情が明るく、排せつもいつも通り

こうした場合は「よく眠れるくらい安心している」と考えて大丈夫なことが多いです。

② 受診を考えたい“寝すぎ”のサイン

• 以前より明らかに活動時間が減った
• 散歩に行きたがらない／すぐに座り込む
• ご飯やおやつにも反応が薄い
• 呼吸が荒い・苦しそう・脈が速い／遅い

こうした変化が見られる場合は、痛み・心臓や内臓の不調・ホルモンバランスの乱れなどが隠れていることもあります。 「年齢のせいかな」で終わらせず、一度動物病院に相談してみましょう。

① 睡眠不足が疑われる行動

• 夜中にウロウロ歩き回る・吠える・鳴く
• 日中も落ち着きがなく、常にそわそわしている
• ちょっとした物音でもすぐに飛び起きる
• イライラしやすく、噛みつきやすい

こうした場合、精神的な不安・環境のストレス・痛みなどが原因のことも。 眠りの質を上げるための「環境づくり」もとても大切です。

② シニア犬の場合は“認知機能の変化”も視野に

高齢になると、体内時計が乱れ、昼夜逆転や夜間の徘徊が増えることがあります。 この場合は、日中に光を浴びる・軽い運動をする・寝床を整えるなど、 生活リズムそのものの見直しが必要になることもあります。

① 日中の“ほどよい疲れ”をつくる

• 毎日のお散歩で体と心のリフレッシュ
• 短時間のトレーニングや知育おもちゃで頭も使う
• 寝てばかりの日は、短時間の遊びでリズムをつくる

② 寝る前は“穏やかな時間”に

• 激しい遊びは就寝直前を避ける
• 電気を少し落として、静かな環境に
• 「おやすみ」の声かけやスキンシップで安心感を

毎晩の小さなルーティンが、「そろそろ寝る時間だよ」という合図になります。

① 寝床のポイント

• 人の出入りや音が少ない、落ち着いた場所に置く
• 冷暖房の直風が当たらない位置に
• 体をしっかり支えつつ、包み込まれるようなやわらかさを

② マシュマロクッションベッドで“包まれる安心”を

イチリンペットのマシュマロクッションベッドは、 ふんわりと体を包み込みながら体圧を分散し、 丸くなりたい子も、のびのび眠りたい子も心地よく休めるように設計されています。

深く沈み込みすぎず、でもしっかり支えてくれる感覚は、 「安心して、ぐっすり眠れる場所」を探している子にぴったり。 日々の眠りの質が整うと、表情や行動もやさしく変わっていきます。