熱中症対策はできてる?

ペットの熱中症の割合は、年々増加しています。

厚生労働省の調査によると、2018年に熱中症で死亡した犬は161頭、猫は107頭でした。これは、前年比で犬は12.1%、猫は10.2%増加しています。

熱中症は、動物病院に運ばれてくる段階ですでに病態が進行していることが多く、手遅れになることも。
動物病院で熱中症で運ばれてきたペットの死亡率は約50%にものぼります。死亡例の多くは動物病院を受診してから24時間以内に亡くなっています。

出典:PETOKOTO


ペットが熱中症になる原因は、体温上昇です。また、短頭種(鼻が短い犬種)や肥満の犬、高齢の犬などは、熱中症になりやすい傾向があります。

ペットの熱中症の多くは「家の中」で起きている!

熱中症になる状況としては、炎天下での長時間運動などを想像しますが、最も多かった回答は、「家の中で普通に過ごしている時(44.8%)」でした。次いで多かったのは「家の中でのお留守番中(21.2%)」と、なんと「家の中」が上位を占め、以降「お散歩している時(15.0%)」「車での移動中(10.8%)」「家の外でのお留守番中(8.4%)」と続いています。
 出典:アクサダイレクト

 

また、熱中症の治療費は、入院や通院が長引くと治療費用も高額になります。

熱中症になった時の平均治療費
出典:SBIプリズム少短


ペットの熱中症を予防するためには、以下のことに注意しましょう。

・暑い日中は、できるだけ外出を避ける。

・冷感グッズを使う。

・外出する際は、日陰や涼しい場所でこまめに休憩をとる。

・水分を十分に飲ませる。

・気温に関わらず車内放置はしない。

・犬舎やケージは、風通しのよい場所に置く。

・お留守番の際は、エアコンをつけて、リモコンはペットの手の届かないところに置く。

ペットは、人間よりも汗をかきにくいため、熱中症になりやすいです。特に、暑い日や運動後などは、熱中症に注意が必要です。ペットの健康を守るために、上記の対策を心がけましょう。

また、熱中症の症状は、以下のとおりです。

・元気がなくなる ・呼吸が速くなる

・よだれを垂らす ・吐く

・下痢をする ・けいれんする

・意識がなくなる

これらの症状が見られたら、すでに危険な状況なのですぐに病院に連れて行くようにしましょう。



熱中症だけでなく、体調の異変に早く気づくためには、普段から愛犬の状態をよく観察しておくことが大事です。

特にシニア期に入ると、これまで平気だった近所のお散歩やおもちゃを使った簡単な遊びでも体力が衰えていて、熱中症になりやすくなるといったことがあります。お留守番など目を離す前には充分に状況の確認をしてあげてくださいね。

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