運動不足の解消方法は?
ペットの運動不足は、人間と同じように肥満や糖尿病、関節炎などの健康問題につながる可能性があります。また、ストレスや問題行動の原因にもなります。
──足腰が弱くなり動きづらくなる
犬は、お散歩や室内遊びの時間が少ないと運動不足となり、犬の筋肉の量が次第に減ってきてしまいます。筋肉低下によって動きが制限されたり、自分の重みを支えきれず足腰に痛みを引き起こすこともあります。
──太りやすい体質になる
食べる量に対して運動量が少ないと人間と同じで代謝が落ち、太りやすくなってきます。
「ちょっと太り気味」を通り越して「肥満」と言われる体型になればなるほど動くのも辛いほどの影響が出てきます。
──心臓を脅かす危険が出てくるかもしれない
運動不足から体重が増加すると「脂肪」が体全体につきます。見た目が太っているという外見の問題だけでなく、体のなかにある内臓にも脂肪がついてしまします。人間と同じですね。
──ストレス増加でイライラが溜まってくる
犬種の違いはありますが、本来「犬」は動くのが好きな性格の子がほとんどです。それぞれの犬のサイズによって理想の運動量がありますが、その目安量がクリアできない運動不足の状態が続くと犬のストレスが増えていきます。
──病気になっても手術をするのが難しくなるケースも
基本的に犬の外科手術のときには動かないように眠った状態にするために、全身麻酔をするケースが多いです。麻酔がかかっている状態で呼吸用のチューブを挿入する際に、器官周辺の脂肪がじゃまになって上手く挿入できないこともあります。
ペットの運動不足は、飼い主の責任です。起こりやすい危険なリスクについて知っておき健康のために、十分な運動をさせてあげましょう。
・毎日の散歩や遊びの時間を設ける
・ペット用のおもちゃを使って遊ぶ
・ドッグランや公園に連れて行く
・犬種や年齢に合った運動をさせる
・運動を習慣づける