吠え癖のしつけ方法は?

犬は何かを訴えるために吠えます。何かをしてほしいときにする「要求吠え」、何かを警戒しているときにする「警戒吠え」、遊びすぎて気持ちが盛り上がってしまったときなどにすr「興奮吠え」、散歩が少ない・遊び足りないなどからくる「ストレス吠え」、飼い主が長期に不在になる場合やおうちの中がいつもと違う時などにする「不安吠え」、遠くに向かって吠える「遠吠え」です。野生で生きている場合はいつ吠えてもいいのですが、人間と一緒に生活をするとなると吠えて周りに迷惑をかけるのは飼い主としても避けたいですよね。それぞれの原因を理解し、適切な方法で対処していきましょう。

──要求吠え
何かしてほしいことがあるときに吠えるものです。例えば、「ご飯が欲しい!ちょうだちょうだい!」や「散歩に行きたいよ!遊びたいよ!」などがありますね。要求吠えを止めるためには、犬が要求して吠えてくる前に先まわりして要求を満たしてあげるようにしましょう。

また、犬がそれでも吠えてしまう場合は、思い切って無視することも大事です。吠えたらなんでもしてくれる、と犬が理解してしまうとどんどん要求がエスカレートしてきてしまう場合も。飼い主としっかりとした信頼関係うぃお気づくのが大事です。普段から甘やかしすぎず(可愛いからすぐにおやつを上げたり構ってあげたくなる気持ちはすごくわかります・・・)、ぐっとこらえてトレーニングしていきましょう。

──警戒吠え
何かを警戒して吠えるものです。例えば、知らない人や知らない犬が来ると吠えたり、車が来ると吠えたりします。警戒吠えを止めるには、犬が警戒している対象に慣れることが肝心です。ドッグランで知らない犬と触れ合って社会性を学ばせたり、多少の大きな音にもなれさせるよう少しずづトレーニングしていきましょう。

──興奮吠え
何かに興奮したときに吠えるものです。例えば、飼い主が帰ってきたときに嬉しすぎて吠えたりします。興奮吠えを止めるには、犬を落ち着かせることが重要です。その子の性格にもよりますが、できるだけ飼い主が落ち着いた声で優しく話しかけるようにしましょう。ゆっくりと抱きしめてあげるのも効果的です。

──ストレス吠え
犬がストレスを感じたときに吠えます。例えば、長時間留守番をさせて狭いケージに入れられたままだったり、引っ越した後など新しい環境に慣れていないときに吠えたりします。お留守番になれることも大事ですが、信頼関係(必ず飼い主は帰ってきてくれるという記憶)を築いていくことが大事です。お留守番は短い時間からトレーニングをして、少し長い時間にも慣れさせていきましょう。

──不安吠え
不安を感じた時に吠えるものです。例えば、雷が鳴ったときや大雨、地震が起きたときに吠えたりします。飼い主が落ち着いて側にいてあげることが犬の不安を和らげます。できるだけ落ち着いて、そばで優しくなでてあげたり「大丈夫だよ、怖くないよ」と声をかけて、雷や雨の音は大丈夫なんだと覚えさせてあげましょう。地震の場合は簡単にトレーニングはできませんがやはり飼い主が落ち着いて対処してあげることで側にいる犬も落ち着いてきます。

──遠吠え
犬が遠くにいる相手に吠えるものです。犬は人間に比べて嗅覚聴覚が格段に発達しています。何㎞も先にいる犬や取りに反応して吠えることもあります。が遠吠えをしているときは、犬の注意を別の何かに向けることが効果的です。立ち止まってお水を上げたりするだけでも注意がそがれます。また、おもちゃを投げて別の遊びをしてあげたりしましょう。

警戒吠えが最も多い



出典:みんなのブリーダー

最も多かった回答が、「サイレンやインターホン、他の犬の鳴き声など外部の音や刺激に対して吠える」で、全体の40.6%、97人が該当しました。「よその犬や人に対して」吠えると答えた人も40%を超えて88人と多く、次いで「飼い主や家族が帰ってきたとき」と「何かをおねだりするとき」が全体の30%ほどの割合です。

根気よくトレーニングを続けていきましょう。